●書類選考
２０００年１２月、私はある大手外資系に転職しました。
採用条件の英語力はTOEIC６００点以上とのこと。。。
当時TOEIC２２０点しかなかった私がどうやって入社できたのか…？
英語が苦手だけど外資系で働いてみたいという方のご参考になればと思います。
まず履歴書（あるいは職務経歴書）などに、TOEICの点数の低い人は正直にそのスコアは明記しない方が良いでしょう。かといって、スコアを虚偽報告してもいけません。
私の場合、恥ずかしくてTOEIC２２０点なんて書けませんでした。（笑）
もし正直に書いていたら書類選考で落ちていたのは間違いない！
TOEICに関しては何の記述もしないか、あるいはTOEIC受験暦なしとかにしときましょう！
●面接
幸運にも書類選考が通ったなら、次は面接です。
ここでは必ず英語力について、質問されます。
TOEICに関して質問されたら「TOEICの受験経験はありません」とはっきりと答えましょう。
これでTOEIC６００点以上という採用条件があやふやになってしまい、内定の可能性が出てくるのです。
面接ではとにかくこれから英語を学ぶ意欲があるという事をアピールしましょう。
それでは私が実際に面接で聞かれたことを簡単に紹介したいと思います。
面接官：「TOEICのスコアは？」
私 ：「TOEICは受験したことがありません。」
面接官：「日常英会話は出来ますか？」
私 ：「今までの仕事では英語を使うという業務はありませんでしたので、会話に関しては正直言って
自身はありません。ただ、英語に関しては興味があり、現在も通信教育で勉強中です。」
面接官：「どんな通信教育ですか？」
私 ：「ヒアリングマラソンという教材で学習しています。」
とまあ、こんな感じでした。
今だから言いますが、当時は「ヒアリングマラソン」なんて勉強どころか、購入さえもしていなかったのです。ハッタリでなんとか面接を終え、その結果、内定をもらうことが出来たのです。
●あきらめない
外資系で働きたいけど、「TOEICの点数が…」なんて、あきらめている人、
とりあえず私のやった方法で、挑戦して見て下さい。
私が思うには外資系とは言え、選考基準の第一はその応募職種でのキャリアだと思います。
その次に英語力なのです。英語力と言っても現在の実力よりも、今後英語を学ぶ意欲を重視する場合もあると思います。今、勉強していなくても、面接時に英語を学んでいる、勉強中ということをアピールすれば、私みたいになんとかなるかもしれません。
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